第101回《1998年1月より通算195回》 日本酒と料理を楽しむ会
2013年11月27日開催

飲み干した銘酒稀少酒と、「Kiraz」の料理



今月は、三芳菊酒造を取り上げました。

この蔵は、四国三郎吉野川上流、徳島県の北西の端阿波池田(平成の大合併で三好市)で
主要銘柄「三芳菊」を醸しています。
蔵元の馬宮家は、蜂須賀小六に従って阿波に入国し、配置された池田の地に根を下ろし、
酒造りは明治22(1889)年から行っています。(HPから)
五代目の馬宮亮一郎氏が蔵元杜氏として、「水とアルコールと香味成分の調和」を目指して
ちょっと過激な酒造りを行っています。(例えば、出品酒「残骸」など)

そして、会場として初登場のお店「和酒バルKIRAZ」は、
「三芳菊」蔵元のご兄妹 馬宮加奈さんが経営するスペインバルです。
スペイン料理を日本酒で味わうというこの会でも初の、チャレンジングな(これがとっても合うのです!)試み。
しかも、定員18名のところへ21名押しかけたため、立食形式に。かえって、スペインバルらしくなりました。
日本酒が海外へ、ワインのように当たり前のようにレストランや家庭で飲まれるようになると、きっと“こんな”感じになるのでしょうね。日本酒に対する新しい境地、すぐそこに見えていそうです!


因みに「きらず(雪花菜)」とはおからのことだそうです。

楽しかったです。



<酒選テーマ>
 蔵元を囲む「三芳菊酒造」 企画:椿坂信弥
    徳島県三好市池田町字サラダ1661

出品酒(写真上段左から)

1)播州山田錦「壱」等外米(24BY)※直仕入れのため“等外米”と表記せざるを得ない米ですが、特級に近い品質
2)阿波山田錦 特別純米直汲み(24BY)
3)福井五百万石 純米吟醸直汲み(24BY)
4)阿波山田錦 純米おりがらみ60(22BY)
5)「残骸」(無濾過生原酒責めの酒質の「阿波山田錦・岡山雄町・福井五百万石」3種のブレンド)(24BY)
6)播州山田錦 純米大吟醸40(24BY)
7)岡山雄町 純米吟醸無濾過生原酒 おりがらみ60(21BY)
8)播州山田錦 垂れ口純米吟醸58(20BY)






 今月の会場は スペインバル「Kiraz 日本酒に会うスペイン料理に乾杯!
  

スペイン風オムレツ

なんて言うんだろう? 湯で野菜のサラダ、、、みたいな。

泉州産玉ねぎ
スペイン風ナマス、、、? 酸っぱくないですが、、、。


牡蠣と白菜のシチュー、、、のような。

イワシのマリネ

肝共和えカワハギ
タコのマリネ


魚介類の少ない、、、パエリャ?
厚揚げ
スペイン風ソーセージと野菜炒め、、、みたいな

これも、なんとなく親近感のわく野菜炒め、、、みたいな

(2013年11月27日水曜日開催)

左、毎度素晴らしい企画をしてくれる椿坂さん。右、蔵元ご兄妹&Kirazオーナーシェフの間宮さん。お世話になりました





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