第43回 日本酒と割烹料理を楽しむ会 2009年1月26日開催

「割烹美輪」の創作料理の数々

そして 飲み干した銘酒・希少酒

「鰊変り焼き」。軽くあぶった身欠きニシンに、南蛮風の炒め野菜! 美輪の新鮮な一品。

「スークサーモンと和の野菜」。前菜風に、こんな一品がうれしい。京水菜と新タマネギのアンサンブル。

「蛸のぬた」。この、分葱が美味しかった! 家庭料理風でありながら、この味はやっぱり美輪ならでは。先月と同じこと書いてます
「京おばんさい風ごろっと煮」。勝手に命名。でも見てください、見事なドンコや蛸揚げボールがごろっと惜しげもなく。見た目派手ではないですが、今月の逸品です。
「あられ串揚げ」。美輪のメニューはいつもお任せですが、一品ずつ揚げ物も出してくれます。中からジュワッと、海老のエキスが、、、、

「大分産ぎんなん」。おそらく今年最後の、銀杏。自然の恵みを感じながら。

 09年はじめの会は、蔵元を囲むシリーズ『来福』にお越しいただきました。
筑波山の良質な水を求めて、1716年に開業されたという長い歴史を持つ来福酒造ですが、進取の精神に富み、かなり特徴のある現代的な銘柄を意欲的に醸しています。
ひとつは、『花酵母』へのこだわり。ほとんどの銘柄を、花から発見された酵母で造っています。
今ひとつは、気になる『凍結濃縮酒』。純米吟醸を冷やし、水分を凍らせて取り除き、アルコール成分を濃縮させた、お酒だそうです。度数が25度もあり、焼酎並みの日本酒?です。

この会百数十回の歴史の中でも、茨城県の銘柄はあまり飲んでいない稀少体験。茨城県随一の生産石高を誇っているそうです。たっぷり飲んだから、『福』を持ち帰えれました、、かな?!


<酒選テーマ> 蔵元を囲む「来福」    酒選人:藤村社長
        来福酒造(茨城県筑西市村田 Tel:0296-52-2448 http://www.raifuku.co.jp/)
   (ただし、藤村社長は仕込みでお忙しく、代理で深見賢一さんにお越しいただきました)


(左から)
【今回選酒】「来福 初しぼり 純米生」
      「来福 純吟生原酒袋しぼり 愛山」
      「来福 特別純米 しぼりたて生原酒」
      「来福 純米吟醸 にごり酒」(左の「愛山」のにごり)
      「来福 凍結濃縮酒」
      「来福 大吟醸」
      


(2009年1月26日月曜日開催)

先月に引き続き、開催曜日が月曜にずれてしまいました。定例で水曜日を予定されていた方、ごめんなさい。以後気をつけます。


「割烹美輪」(TEL:03-3364-1308)への
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