さらに薫習房では【MESO-ポジショニングアクシス】TMを用意した。
60数カ所の地域マネジメント現場の検証により、“まち”のブランド力から見た課題は、概ね類型化できることがわかっています。
その課題を読み解くカギが【MESO-ポジショニングアクシス】です。
4つの象限に分けられた座標上の領域が、図のような意味を持ちます。
そして薫習房独自の評価法により、“まち”のブランド・モデルの完成度と、地域マネジメント状況の簡単な洞察で、アクシス上に“まち”をプロットすることができ、その“まち”のポジションをかなりの確度で評価することが可能です。
このアクシスに沿っていえば、目指すべきはもちろん、パワーブランド領域です。
そして現在評価のポジションから、パワー領域を目指すため、“まち”は今なにをすべきか、がわかります。
さらに面白いのは、このポジショニングアクシスが時系列の、マネジメントサイクルにも対応していることです。ISO9000や14000などマネジメントシステムでおなじみの
【Plan→Do→Check→Action→】のサイクルです。
プレブランド領域から、時計反対回りに、PDCAが対応しています。
パワー領域で慢心せずチェックを怠らなければ、クリティカル領域で迅速にアクションが起こせ、パワー領域に戻すことができます。しかし、クリティカル領域にいることに全く気がついていない“まち”は実に多いのです。
その“まち”は、寿命を迎え残念ながら存在価値がなくなります。
その場合のアクションは、プレ領域に戻り、一から“まち”の構築を始める、ということになります。
マネジメントサイクルの文脈で、このポジショニングアクシスを活用することができるのです。
薫習房では、地域ブランド万端、よろずどんな問題にもお応えします。
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