第35回 日本酒と割烹料理を楽しむ会 より

「割烹美輪」の創作料理の数々

そして
飲み干した銘酒・希少酒

(2008年5月28日水曜日開催)

さすがにトーマス、レアな銘柄なのに、実力ある酒ばかりを集めてくれました。また、お願いします!

「割烹美輪」(TEL:03-3364-1308)への

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今月は、この会ベテランの酒選人・平川トーマスさんに酒選をお願いしました。会場を美輪に移してからは初めてですが、毎回『こんな銘柄があったの?』という“アン フェイマス”な蔵から実力のあるお酒を選んでもらっています。
今回のテーマは「しぼりたて生酒」この季節らしい酒選となりました。血液の半分は日本酒だというトーマスの感性に、乾杯! 

(左から)
●「人気一 純米吟醸生しぼりたて」(人気酒造・福島県二本松市)
  (幹事調べ)おそらく「あだたら菊水」の大内酒造が廃業して、その設備を「奥の松」から
  独立した遊佐勇人氏が、去年新たに「人気一」として復活させた蔵。吟醸酒しか造らず、
  伝統を継承しながらモダンへの挑戦が随所に見られる
「宝山 本醸造しぼりたて生原酒」(宝山酒造・旧岩室村)
 有名な弥彦山・弥彦神社に代々御神酒を納めてきた、生産わずか1200石の小さな蔵

●「花泉 といのくち 本醸生原酒20度」(花泉酒造・福島県南郷村)
  南会津の小さな蔵。ほとんど手作りで仕込んでいるため生産量が少なく、地元で大半を消費。
  なかなか手に入らない銘柄。
 「といのくち」は酒質は本醸造なれど、しぼりたての“ふなくち”生原酒だけを詰めた1本。
●「一ロ万(ひとろまん) 初しぼり無濾過生原酒」(花泉酒造)
 福島県独自の酵母「うつくしま夢酵母」をした、花泉の新シリーズ。限定取扱店でのみ販売だから、
  なかなか手に入らない。

●「武勇 純米吟醸しぼりたて」(武勇・茨城県結城市)
  こちらも季節限定品。原料米は山田錦と五百万石。「武勇」は、麹にはすべての製品山田錦を使用。
●「旭鶴 特別本醸造しぼりたて生原酒」(旭鶴・千葉県佐倉市)
 佐倉の古い蔵から、限定わずか30本の商品を入手。杜氏は蔵元お嬢さん。

ぐるりは「鱧出汁巻き」卵の中にも魚卵が入っていて、鱧の濃厚な旨味だけじゃなくプチプチの食感もよく、女性陣人気一番でした。中心は「ごぼう肉詰め」。肉といっても練り物と根菜などで、太いごぼうの芯をくりぬ いて詰めてあり、これまた絶品。

「まぐろ角煮」 。普通なら上品に1〜2個小皿に、って感じですが美輪では山盛になっちゃいます

「小鯛の南蛮」。個人的に、大好き!

「そら豆の甘辛煮」。旬の食材、生きててよかった。

「笹鰈の素揚げ」。これも、お酒のつまみとしては最高で。

「イカ1本丸ごと」。わたが一杯のヤリイカをわたごと。日本酒には、たまらんですわな。