第33回 日本酒と割烹料理を楽しむ会 より

「割烹美輪」の創作料理の数々

そして
飲み干した銘酒・希少酒

(2008年3月26日水曜日開催)

樽平もまた個性があって、ファンになってしまいました

「割烹美輪」(TEL:03-3364-1308)への

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「樽平」は海外輸出も盛んだそうで、その海外営業担当ご専門の(東京在住)小林さんにお越しいただき、飲む順番どおり、特徴を伺いながら飲むことができました。なんと言っても、昔ながらの木の樽で仕込み、炭素ろ過しないのがここの特徴。なかなか個性ある蔵です。個性ある蔵が各地に残るよう、我々も飲んで応援しなくては。

(右から)
●「純米吟醸 雪むかえ あらばしり生酒」
 原料米:出羽燦燦、精米55%、日本酒度+5〜6、
 やわらくて幅があり、喉ごしが良い。「雪むかえ」はすべて生酒。米沢地方で晩秋の初雪の降る頃、 田んぼや野原に蜘蛛が細い糸を
 発生して空中を飛んでいる現象を雪迎えと呼んでいる
●「純米大吟醸 雪むかえ 35」
 原料米:山田錦、精米35%、日本酒度+3、 さわやかな風味、フレッシュな味。
●「純米大吟醸 樽平」
 原料米:山田錦、精米40%、日本酒度+3〜4、
 代表銘柄「樽平」は日本酒度を+5以下とした濃醇旨口タイプを特徴とする。
 山形の一地方の方言で、気持ち良く酒に酔った様子を古来「たるへい」といった
●「純米大吟醸 住吉」
 原料米:山田錦、精米40%、日本酒度+6〜7、
 「住吉」は日本酒度を+5以上の濃醇辛口が特徴。 丹波杜氏ゆかりの住吉神社にちなんで「住吉」と命名
●「特別純米酒 金樽平」
 樽酒 原料米:山田錦、精米60%、日本酒度+3、樽の香りが重厚な旨口に仕上げた
●「特別純米酒 金住吉」
 樽酒 原料米:山田錦、精米60%、日本酒度+5、長塾木香付き、重厚にして辛口純米樽酒
●「特別純米酒 銀樽平」
 樽酒 原料米:ササニシキ、精米60%、日本酒度+3、酸・アミノ酸のバランスのとれた飲みごたえ
●「特別純米酒 銀住吉」
 樽酒 原料米:ササニシキ、精米60%、日本酒度+5、ササニシキ特有の押味のある軽快な辛口純米
●「特別純米酒 極辛口 住吉」
 樽酒 原料米:はえぬき、精米60%、日本酒度+7、
●「特別純米酒 超辛口 住吉」
 樽酒 原料米:ササニシキ、精米60%、日本酒度+10、食米であるササニシキを使って、この味を出せているのが何とも ゆかい。
●「純米大吟醸 雪むかえ 永楽」
 原料米:山田錦、精米45%、日本酒度+5、これは番外で生貯。無濾過ですっきりとした大吟醸。

写 真悪くて申し訳ありませんが、これ「わらびの煮浸し」です。この日は桜がちょうど見頃、飾り気のない食材の旬だけを楽しむ料理ですが、春を迎えるにふさわしい逸品でした。

「マグロ、鰯、百合根、小豆」 。高価な食材だけど、煮っころがしという庶民風のひと皿。

「ベイクドマッシュポテト」。いろんなものが入って、楽しいひと皿。

「アスパラとホタテの炒め煮」。春といえば、グリーンアスパラも旬ですね。

「エビしんじょうの串揚げ」、カニだったかも? いずれにしろ、カナダ人のシェシーが食べられない甲殻類でした。日本人には、ベリーグッド。

カナダ人シェシーがもっとダメなのが「シーキューカンバー」「なまこ酢」でした。