第32回 日本酒と割烹料理を楽しむ会 より

「割烹美輪」の創作料理の数々

そして
飲み干した銘酒・希少酒

(2008年2月27日水曜日開催)

千曲錦さん、チャレンジ精神旺盛で、ユニークな商品を作っており、とても好印象でした。是非お試しください。

「割烹美輪」(TEL:03-3364-1308)への

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長野県佐久市から「千曲錦」次期社長の原 知行氏においで頂けました。今回は、藤田雅明さんのご尽力で実現しました。千曲錦は、1681年創業の老舗、元は「吉田屋」と称し、昭和初期に現在の社名になったそうです。銘柄は「千曲錦」の他「吉田屋治助」など。そして淡麗辛口の吟醸酒の流れから一線を画す酒質=“濃醇旨口純米酒”「帰山」銘柄に力が入っています。日本酒度−16度でありながら、酸度3という、“甘くて酸っぱい”個性ひかる味、なかなかいいお酒でした。絶対に、ヒットしますぞ!(左から)


●「純米大吟醸生酒 吉田屋治助」
  酒米:山田錦 精米39% 袋しぼりの原酒を無濾過で詰めた限定酒。生酒。
●「辛口特別純米酒」
 美山錦を55%磨いた特別純米にして、こちらは辛口+4〜6度。信濃の名工に選ばれた杜氏:上原康徳氏の自信作。「帰山」との呑み較べが楽しみ
●「帰山 参番 純米吟醸 98年古酒」
 「帰山」の原点と言える「参番」を約10年寝かせた古酒。この会じゃないと、まずは飲めません。
●「帰山 参番 純米吟醸 生酒」
 同じく「参番」の生々。
●「帰山 参番 純米吟醸」
 「帰山」シリーズはすべて「美山錦」を使用。そして地元長野の酒造好適米を使ったこの純米吟醸が「帰山」コンセプトの原点。なんと日本酒度−16度、酸度3。体験したことのない甘みと酸味の濃醇旨口をどうぞ。
●「帰山 蛙 純米大吟醸」
 濃醇旨口の酒質にこだわった「帰山」シリーズ。その「壱番 純米大吟醸」を3年以上低温熟成させたのが、この「蛙」。カエルは水稲に必要な雨を呼ぶ神であり、金の蛙は商売の神でもあるところからネーミング
●「Riz Vin 7 リヴァンセブン」と「Spark Riz Vin」
 原さんに特別にいただいた、ニュータイプの日本酒。アルコール度約7%の食前酒をイメージした商品で、日本酒度−70、酸度約6という、「帰山」よりさらに甘ずっぱいお酒でした。「Riz Vin」は、お米ワインという意味。右はその発泡酒。

季節のもてなし心たっぷりの「桜もち」。お酒の宴席の肴に、桜もち! 大将、やってくれます。 上新粉に桜の香りと色を練りこんだ餅で海老を包んだ逸品!

「笹鰈のす揚げ」 。パリパリと香ばしく、頭も骨もスナック感覚で。

「鴨ロースロースト」。というより、鴨ロースのたたきというくらい、新鮮な素材でお刺身状態。

「ぎんなん」。季節感という意味ではやや錯綜していますが、冬の残り香を楽しむという趣向で、、、。

今月の変わり種はこれ「塩辛と厚焼き卵」。それぞれは珍しくはありませんが、『一緒に食べてみて』。納豆にときどき塩辛を和えていただく私は、おいしく頂けました。