第48回 日本酒と割烹料理を楽しむ会 2009年6月24日開催

「割烹美輪」の創作料理の数々

そして 飲み干した銘酒・希少酒

お魚の南蛮漬けはときどき美輪でもいただきますが「飛魚」は珍しい。刺身も旨いし、干物もいい。飛魚は何でもいけますね。

「海老フライ」。たまにこんな一皿も。ただし、ソーズの中には七味がたっぷり沈んでいて、オリジナリティを主張しています。

「えびしんじょ」。今月は揚げ物が多かったようで、確かすり身はエビだと記憶していますが、、、。
「泉州水茄子の浅漬け」。普段は生でおかかなどで出されますが、今日は浅漬け! これも絶品。
「本まぐろのサラダ」。帆立に卵も乗って、豪華なサラダ。

同じマグロでも、こちらは「角煮」。定番、安心メニュー。
「蕨」。6月ですが、どこから仕入れたのか、わらび。山菜がちょっと入ると、全体のコースが引き締まります。 「五目煮」。百合根に銀杏、ごぼうに地鶏。
「子持ちわかめ」。シンプルですが、素材は逸品。

 今月は、
佐野厄よけ大師が有名な栃木県佐野市から、「開華」の第一酒造にお越しいただきました。
佐野は、古くから酒造りの町として栄えたそうで、第一酒造はその中でも最も古い、1673年創業との記録が残っている蔵。県内でも最古級。
そして、全銘柄を特定名称酒に移行したのも、第一酒造が栃木県勢初。
その蓄積か、全国新酒鑑評会でのここ20年間で、11回の金賞を受賞しているそうです。
今年の出品酒もお持ちいただけました。


<酒選テーマ>蔵元を囲む「開華」    酒選人:島田嘉紀専務  企画:阿部保幸
        第一酒造株式会社(栃木県佐野市田島町)    http://www.sakekaika.co.jp/

(左から)
「A Movement 純米大吟醸 無濾過生原酒」  山田錦 精米45% すべてにこだわりを持った香りと深い旨味
「開華 鑑評会出品酒15年熟成酒」 38% 鑑評会出品大吟醸を15年間低温熟成
「開華 鑑評会出品酒 大吟醸」  山田錦 精米38% 蔵の威信をかけた一品
「開華 純米吟醸 生」 53% 夏季限定商品
「開華 純米大吟醸山田錦」 45% 友の会限定商品 ANA国際線1stクラス搭載酒
「開華 純米吟醸黒瓶」 53% 友の会限定商品 びん燗による火入れ、瓶貯蔵の1回火入れ商品
「開華 純米中取りなま」 65%(扁平) 夏季限定商品
「開華 みがき竹皮 特別純米」 59% 開華の代表商品
 
(2009年6月24日水曜日開催)

熱く語っていただいた、島田専務。次期当主の同期には、地酒蔵元が多いとか。脂がのって来た年代、ここが頑張れば日本酒もさらに進化すること間違いなし


「割烹美輪」(TEL:03-3364-1308)への
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