第96回《1998年1月より通算190回》 日本酒と料理を楽しむ会 2013年6月26日開催 飲み干した銘酒稀少酒と、「きの字」の料理 |
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今月は、 四国香川から、「川鶴酒造」六代目蔵元、川人裕一郎氏をお招きして『川鶴』を飲み干しました! 香川県を流れる清流・財田川の伏流水を求めて、明治24年に観音寺市で創業。 別名宝の川と言われる流れに鶴が舞い降りる姿から、『川鶴』と命名。 以来、芳醇で旨味がしっかりとあり力強くさわやかな酒質を目指して造り続けられています。 酒米へのこだわりは相当。讃岐平野の豊かな田んぼで自ら実験的に山田錦を育てたり、県産好適米の『オオセト』や『さぬきよいまい』の良さを最大限に引出そうと毎年挑戦しています。 原料米の違いによる旨味を、たっぷりと味わいたい! 川人氏はホームページのプロフィールで「人前で喋ることが苦手」と書かれていますが、なんのなんの、蔵の説明やお酒の特徴など饒舌にアピールいただきました。 因みに、1991年東農大醸造学科卒、04年蔵元就任。造りながら経営する、平成の地酒蔵元像の代表格かも。杜氏は、寺内氏。但馬杜氏。 なお、川鶴さんは、多賀さんの紹介でお招きすることができました。 <酒選テーマ> 蔵元を囲む「川鶴酒造」 酒撰:六代目蔵元 推薦:多賀千佳子 出品酒(写真左から) ●山田錦70火入れ ●純米大吟醸 袋しぼり中垂れ 無濾過生原酒 ●近江玉栄70 純米無濾過生原酒 ●讃州オオセト55 限定直汲み 特別純米 酒無濾過生原酒 ●山田錦65 限定直汲み 純米無濾過生原酒 ●大吟醸 出品酒 袋吊り斗瓶採り 無調整生原酒 ●讃州さぬきよいまい 限定直汲み 純米無濾過生原酒 ●備前雄町70 限定直汲み 純米無濾過生原酒 ●備前雄町50 限定 純米吟醸無濾過生原酒 ●讃州オオセト70 純米無濾過 ●讃州オオセト70 瓶燗火入れ熟成 純米無濾過 |
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今月の会場は 「きの字」小暮宏行氏 |
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![]() きの字だからこそ「ひよこ豆の クリームトマトペンネ」をつまみに、純日本酒が飲める! |
![]() 「にんじん豆腐」。見た目、かぼちゃのムースのようでもあり、皆んな興味津々。人参の甘みが引き立った一品。 |
![]() 「かつお塩たたき」。薬味は玉ねぎやカイワレと一般的なんだけど、塩味が聞いていて、赤いグレープフルーツをかけて頂きました。 |
![]() これも何だあああ、と引きこまれた「新メークイーン塩煮」。北海道の大地をそのまま召し上がり! |
![]() 「あさりと旬野菜酒浸し」。浅蜊の出汁でさっぱりと 。 |
![]() 個人的には大好きな「冬瓜」鳥の肉団子からいい出汁が出て、美味い! |
![]() 「ラム肉ねぎしゃぶ」。ラム肉って本当は臭くない。しかも、白ねぎや九条ねぎがふんだんに入って、うまく調和されています。 |
![]() 「ザーサイと小女子の炒め」、歓談タイムには最高の肴。 |
![]() 最後は「なすソーメン」。小豆島産の半生手延べそうめんを使用。茄子の油加減が絶妙でした。 |
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(2013年6月26日水曜日開催)![]() 蔵の姿勢や使う酒米など、個性が出ていました。また、何年後かに進化した酒を飲ませてください! |
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