第78回《1998年1月より通算172回》 日本酒と料理を楽しむ会
2011年12月28日開催

飲み干した銘酒稀少酒と、 「オールザットジャズ」の料理




今月は、
地酒の雄・信州の銘酒「真澄」を特集しました。
ご存知の方も多いと思いますが、諏訪湖のほとりで300有余年、
酒を造り続けて宮坂醸造は、いわゆる地酒の中では最も有名な蔵の1つです。
この蔵で発見された酵母は、「協会7号酵母」として今や日本酒づくりに欠かせない存在。
酵母誕生の地、そんなところからも、本物を造り続ける誇りを感じさせます。

この企画は、この会の名誉幹事・藤倉さんのアレンジで成立しました。
ひさびさに、藤倉さんの名調子とともに、盃を傾けられました


<酒選テーマ>
蔵を囲む「真澄」 ゲスト:東京営業所 竹内氏
   企画酒選人:藤倉久男
   宮坂酒造

出品酒(左から


 ●大吟醸 「夢殿」  山田錦:40%精米 アルプス酵母ほか
 ●純米大吟醸「山花」 山田錦:45%精米 9号酵母
 ●山廃純米吟醸「別撰金寿」 美山錦:55%精米 アルプス酵母/7号酵母
 ●純米吟醸「辛口生一本」 美山錦:55%精米 9号酵母
 ●純米吟醸「みやさか山廃50」 美山錦:50%精米 特約店限定銘柄
 ●純米「奥伝寒造り」 美山錦:60%精米 7号酵母
 ●純米「みやさか やわらか純米55」 美山錦:55%精米 特約店限定銘柄
 ●山廃生「杉樽あらばしり」 稀少酒
 ●純米「奥伝寒造り」 美山錦:60%精米 7号酵母


特に印象に残ったのは「杉樽あらばしり」。山廃仕込みの生酒を杉樽で一晩寝かせ、瓶に詰め直した製品。杉の香を乗せた質の良い山廃はなかなか味わえない逸品でした。


 今月の会場は 「オールザットジャズ
  

自家製燻製4種。奥から「鯖」「帆立」「チーズ」「卵」。

「枝豆と数の子」。

「干ホタルイカ」。「わさび&竹輪」。
「牛ステーキ柚子こしょう」。
「海老と小松菜」

「定番ポテサラ」。

豪快!「太刀魚一本干し」。小骨が多いのでなかなか干物では食べない魚だけど、美味しかったです。



(2011年12月28日水曜日開催)

蔵からは、東京営業所の竹内さんにお出でいただき、真澄を解説していただきました。

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