第60回《1998年1月より通算154回》 日本酒と割烹料理を楽しむ会 2010年6月23日開催 飲み干した銘酒・稀少酒と 南大塚 「きの字」の料理 |
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![]() 今月は、福島県の会津若松の街なかで「会津中将」「ゆり」を醸す鶴乃江酒造をいただきました。 会津らしい、しっかりとしたお酒を造っているこの蔵は、このところほぼ毎年、着実に全国新酒鑑評会で金賞を獲得しています。もちろん今年も金賞です! 福島県春季鑑評会でも純米の部、吟醸の部共金賞受賞でしたが、なかでも純米の部はNo.1の県知事賞に輝きました。 蔵からは、ご当主の娘で、造りに営業にと活躍されている、林ゆりさんに来ていただきました。 会場のきの字さん(3月に続いて2回目)も、出品酒に合わせた料理を考えてくださいました。お酒と料理の絶妙なコラボは、この会の醍醐味! <酒選テーマ> 蔵元を囲む「会津中将」 来場:鶴乃江酒造・林ゆりさん 酒選企画:椿阪信弥 出品酒(上段右から) ●会津中将「純米大吟醸 特醸酒」 山田錦40%精米、平成22年福島県春期鑑評会知事賞受賞酒! ●「ゆり 大吟醸」 山田錦40%精米、平成21年度全国新酒鑑評会 金賞受賞酒! さわやかな吟醸香と山田錦の上品な味わいのバランス。 ●会津中将「夏吟醸 生貯蔵酒」 福島県産米55%精米、スッキリした飲み口の中にも旨味を感じる季節限定品。 夏にサラッと飲みたい酒 ●「ゆり 純米吟醸」 会津産五百万石58%精米、母娘で仕込む辛口の純米吟醸酒。 福島県新酵母「うつくしま煌酵母」を使用 ●会津中将「純米吟醸 夢の香」 夢の香55%精米、福島県の酒造好適米「夢の香」と「うつくしま夢酵母」で醸す芳醇で さわやかな香りの純米吟醸酒。今月発売の新商品 ●「永寶屋 辛口純米 生原酒 あらばしり」 八反錦60%精米、杜氏が得意とする「八反錦」で仕込んだ辛口純米。 甘辛酸味と軽やかな吟醸香のバランスの良い仕上がりになっています。オリがらみの荒ばしり ●「永寶屋 辛口純米 生原酒 中汲み」 辛口純米 生原酒 中汲み 八反錦60%精米、同じ仕込みの「あらばしり」と飲み比べてみてください。 ●「永寶屋 純米吟醸」(20BY) 福島県産新酵母を使用し、さっぱりとした辛口に仕上がっています。 五百万石55%精米、落ち着いた味わいで食中酒におすすめ。 ●会津中将「特別純米 無濾過生原酒 中汲み」(21BY) 福島県産米55%精米、吟醸仕込み、芳醇やや辛口の特別純米酒。 今回は搾りの一番良部分とされる中汲み ●会津中将「特別純米 無濾過生原酒」(20BY) 福島県産米55%精米、吟醸仕込みの特別純米氷温熟成酒。 蔵にも残っていないきの字秘蔵?の限定品 ●「ゆり 純米吟醸 活性にごり」 五百万石58%精米、辛さを感じさせないさわやかな飲み口の活性にごり。 限定販売。 |
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今月の会場は 酒味処「きの字」 南大塚の、ひっそりとたたずむ隠れ家「きの字」を、2度目となる貸切で会場とさせてもらいました。 前回同様、若手料理人小暮さんの創作にあふれる料理を堪能。会津中将をイメージした皿の数々を、写真でご紹介。 酒味処「きの字」 Tel:03(3946)8898 豊島区南大塚2−11−12 |
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![]() 「カツオ塩タタキ」。 |
![]() 「トマトのすり流し」出汁ジュレ(煮こごり)。トマトもこうすると、まったく違う料理に。 |
![]() 「枝豆」。そろそろ旬。 |
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![]() 「焼きコロッケ」。黄色いソースは、おそらく南瓜。その下に、揚げていないさっぱりとしたコロッケが潜んでいました。 |
![]() 「冬瓜と牛すじ煮」。冬瓜というと鶏肉が普通のところ、牛すじと。いいですねえ。 |
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![]() 最後のしめは、「新生姜と鶏そぼろ茶漬け」。 |
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(2010年6月23日水曜日開催)![]() 左ゆりさんと、出品酒のラインアップを話す小暮さん。考えてあったレシピに、ちょいと味付がひらめいた? |
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