
今月は、
甲斐国八ヶ岳山麓から「武の井酒造」の若い蔵元をお出でいただき、囲ませていただきました。
「武の井酒造」は、創業1865年(慶応年間)、八ケ岳の麓で日本酒と米焼酎を醸し続けている小さな酒蔵。
2007年にリリースした限定流通の純米銘柄『青煌』を中心に
家族のみでの経営ながら全国へ山梨の日本酒を発信しています。
2017年からは、ほぼ普通酒のみだった伝統銘柄『武の井』にも、特定名称酒ラインナップを加え、展開し始めました。
専務取締役 兼 杜氏の清水紘一郎氏は、1980年生まれ。東京農大醸造科を卒業し、来福酒造(茨城)にて3年間修業の後、蔵へ戻り、いまでは『武の井』含め蔵の経営全般を取り仕切っています。
「つるばら酵母(花酵母)」を使用した純米ブランド『青煌』を立ち上げ、現在も米洗いからラベル貼り、営業活動まで全ての工程に携わっています。『青煌』は、原料米の銘柄ごとに精米歩合を固定という、珍しい手法も取り入れている。
今後楽しみな 蔵を飲み倒しました!
なお、今回コーディネートいただいたのは滝川さん(お燗番)でした。
<テーマ>
蔵元を囲む『青煌/武の井』 ゲスト:武の井酒造杜氏 清水紘一郎氏
【出品酒】(写真右から)
1)青煌 純米 美山錦
2)青煌 特別純米 美山錦
3)青煌 純米吟醸 雄町 生原酒
4)青煌 純米吟醸 雄町
5)青煌 純米大吟醸 愛山
6)青煌 特別純米 美山錦五百万石
7)武の井 純米吟醸 つばき酵母仕込
8)武の井 純米吟醸 さくら酵母仕込
9)武の井 特別本醸造 古酒2015
2)の生燗が印象強く、ナッティも感じられて◎
9)の本醸造の2015BYは◎。米は八反錦、梅の香りが感じられ、お燗も◎
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