
2019年正月は、
「20代の主張!」と題して、この会では少数派の “未来ある飲み手” である深澤さんに
いま現在の推薦銘柄を酒撰していただきました!
5年後10年後、これらの酒蔵、こんな酒質が日本酒の主流になっていくだろう、と想像しながら
主張をお利きしましょう!!
『深澤信吾。
出身は栃木県那須町(那須高原の那須です!)。生まれは1992年で今年27歳になります。
趣味は料理と登山です。仕事は、ITコンサルタント会社に所属しております。
私と日本酒との出会いを振り返ると、最初の出会いは父の晩酌姿でした。
父の晩酌はビールと日本酒で、日本酒はいつも熱燗で飲んでいたの覚えています。
そんな父を見て育ったせいか、自分も自然と日本酒を飲むようになっていました。
同世代では日本酒を好んで飲む友人が少なく、飲み会の席でも自分だけが日本酒を飲んでいるという
寂しい思いもしておりましたが、最近、縁もあって「日本酒と料理を楽しむ会」に参加させて頂き、
日本酒を一緒に飲む楽しさを噛みしめております。
何回かこの会に参加させて頂く中で顔も覚えて頂き、今回酒撰をしてみないかと声を掛けて頂きました。
今回は「20代の主張」というテーマを頂き、自身の酒生[人生にかけて]を振り返りつつの酒撰となりました。
まだまだ日本酒歴も浅く、ご期待の沿えるかもわかりませんが皆さんの意見も頂きつつ、一緒に楽しめたらと思います。
また、2019年最初の回を皆さんの印象に残るものにし、今年一年に華を添えられれば幸いです。』
リストを見ていただければわかりますが、
ビッグネームに阿ることなく、極上の小規模蔵や『おい、そのスペック選ぶかい?』という酒質まで、
わずか飲み始めて10年経たない若者の酒撰とは思えないお酒がずらりと並びました。
いやあ、堪能できました。
<酒選テーマ>
「20代の主張!」 酒撰:深澤信吾氏 27歳
【出品酒】(写真右から)
1)三芳菊 阿波山田錦 60% 無濾過生原酒《袋しぼり》(「三芳菊酒造」徳島三好市)
2)長良川 純米大吟醸(「小町酒造」岐阜各務原市)
3)作 恵乃智 純米火入(「清水靖三郎商店」三重鈴鹿市)
4)鳳凰美田 純米吟醸 五百万石生詰(「小林酒造」栃木栃木県小山市)
5)誉国光 本生原酒(「土田酒造」群馬川場村)
6)飛露喜 純米吟醸 黒ラベル(「廣木酒造本店」福島会津坂下町)
7)大信州 純米吟醸 槽場汲み生(「大信州酒造」長野松本)
8)理系兄弟 純米吟醸(「有賀醸造 with KURAND」福島白河市)
9)天鷹 心 純米吟醸(「天鷹酒造」栃木大田原市)
10)村祐 純米大吟醸 常盤ラベル 無濾過本生(「村祐酒造」新潟市)
11)土田 山廃純米吟醸 「土田酒造」
饗司的には、『誉国光』を再発見。まだ囲めていないので、ぜひお呼びしたいと思いました。
『三芳菊』の パイナップルの香りが漂う無濾過生の冷え冷えも◎でした!
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