第61回《1998年1月より通算155回》 日本酒と割烹料理を楽しむ会
2010年7月28日開催

飲み干した銘酒・稀少酒と 酒場「ふみな」の料理



今月は、知名度抜群の「八海山」を飲み倒しました。
地酒の代名詞のような蔵ですが、でも、案外ずらっと並べて呑むということはないのでは?
さすが八海山には東京営業所があって今回は西野さんと大林さんに臨席いただき、お酒の説明をしていただきました。

<酒選テーマ>
 蔵元を囲む「八海山」 来場:西野晃さん、大林一成さん   企画:阿部保幸

出品酒(左から)
 
●「大吟醸」 山田錦ほか45%精米、日本酒度4.0
    湧出軟水仕込みによる低温長期発酵もろみ技法で醸された、
    香り・味ともに気品高い酒。限定酒

●「純米吟醸」 山田錦ほか50%精米、日本酒度5.0
    これが、八海山定番の最高ラベル。

●「吟醸」 山田錦ほか50%精米、日本酒度6.0
    純米吟醸と、呑み較べてみましょう。

●「しぼりたて原酒 越後で候 2年熟成」 五百万石,トドロキワセ,ゆきの精 55%精米
    吟醸造りを基本に、長期低温発酵でゆっくりと仕上げ、火入れを行わずに瓶詰めした限定酒。
    それを蔵元で2年熟成させた超レア種。個人的には、今月一押し!

●「特別純米原酒」 55%精米、日本酒度0
    この季節限定の、特別酒。

●「本醸造」 五百万石ほか55%精米、日本酒度5.0
    本醸造というラベルながら、精米率55%。地酒は旨いと、言われた訳がここにあります。

●「清酒」 五百万石,ゆきの精 60%精米、日本酒度+5.0
    八海山の普通酒。地元ではみな、これを呑みます。

●「梅酒」
    八海山の原酒で仕込んだ梅酒。最大の特徴は、「ストレートで飲む」。
    冷やして、うめがもつ自然の酸味と八海山ならではの柔らかな味わいとの調和を楽しめます。

●「米焼酎 宜有千萬」よろしくせんまん あるべし
    清酒酵母と黄麹を使用した「三段仕込」で、きめ細やかなモロミを醸造。

   発酵途中に清酒粕を加えることで、ほのかに吟醸酒を思わせる香りのあるモロミから減圧蒸留した、
   貯蔵年数2年以上の焼酎

 今月の会場は 酒場「ふみな」
 スーパー家庭料理の「ふみな」、4月に続き2度目の会場とさせてもらいました。
『私はレパートリーが少ないのよ』という女将の言葉とは正反対に、食材の仕入れと包丁さばきは本物です。
  酒場「ふみな」 豊島区東池袋3-9-15  電話03−3971−3119
  (すみません。↑電話番号間違えていました。これが正しいです)
  

女将の仕入れの良さを象徴する「お造り 中トロ 鯛 ゆば」。満足の逸品でした

「先付け」。ピンクのは「明太糸こん」。黒いのは「昆布」。後は、アスパラ、ポテトサラダ、大根。

「枝豆」。器にも洒落っ気が効いて、ポイント高し。
ピリッとカレー塩でいただく「穴子の天ぷら」。ボリュームもあって、満足満足。
「オクラベーコン」。オクラも、ひと手間かけていただくとご馳走だ。

「ローストビーフ」。わさびでいただくローストビーフも、酒にも合うし季節にも適しています。
今月の逸品間違いなし「鶏のずんだ包み」。彩りといい、ずんだの甘みといい、一口目は“さわやか”。そして中から、鶏のジューシーな肉汁が出てきて、旨味が広がる。女将の腕を証明する一品。 最後はおにぎり。

(2010年7月28日水曜日開催)


ずっと、電話番号間違えていたみたいで、申し訳ないです!

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