第81回《1998年1月より通算175回》 日本酒と料理を楽しむ会
2012年3月28日開催

飲み干した銘酒稀少酒と、 「醇」の料理




今月は、
創業1751年の地酒蔵「柏露(はくろ)」を特集しました。
雪深い新潟は長岡から、蔵元・須藤俊夫社長と羽豆富司雄氏をお招きしての開催です。


シンボルマークの「三つ柏」は、旧長岡藩主・牧野家の家紋。明治に入って、牧野家の酒造蔵柏屋をも譲り受け、そこから「柏露」がメインブランドとなったようです。

越後杜氏の醸す端麗辛口、新潟の酒の特長をそのままに引継ぐ柏露酒造。
酒どころ新潟でも長岡は、数多くの蔵が集る酒蔵の町。それだけ、水善し気候佳しの土地柄。
そこで250年も続けて来た蔵の、神髄を飲み干みほしました。

<酒選テーマ>
 蔵元を囲む「柏露」 ゲスト:須藤社長  酒選人:羽豆氏 企画:藤倉久男(名誉幹事)
   柏露酒造株式会社

出品酒(右から


 ●「柏露 純米吟醸 無濾過原酒」(県産五百万石 55%精米)

 ●「柏露 純米」(県産五百万石 65%精米)

 ●「越後長岡藩 純米吟醸 古志」(県産五百万石 60%精米)

 ●「越乃柏露 本醸造」(県産五百万石 65%精米)

 ●「越乃柏露 大吟醸 熟成古酒」(長野県産美山錦 40%精米)

 ●「越乃柏露 純米大吟醸」(兵庫県産山田錦 35%精米)

 ●「越乃柏露 純米大吟醸」(長野県産美山錦 40%精米)

 ●「越乃柏露 特別純米 無濾過生原酒」(県産五百万石 60%精米)

 ●「柏露 純米にごり酒」(県産五百万石 65%精米)

 ●「越後長岡藩 純米 古志」(県産五百万石 65%精米)

 ●「越乃柏露 桜鑑 本醸造生貯」(県産五百万石 65%精米)




 今月の会場は 和酒Bar&Dining「
  

前菜「出汁巻き卵のじゃこおろし」。じゃこにちょっと油通ししてあるのが、評判でした。

前菜「蛍烏賊沖漬け」。

前菜「小肌れんこん」。繊細なひと品。
冷菜「菜の花とベーコンのポテトサラダ」。春の彩り。
刺身「初鰹のたたき酒盗あん」。タイトル通り、酒盗が効いていました。

碗もの「酒粕おでん」。

煮物「鶏の治部煮」。ほくほくの柔らか鶏肉。
焼物「鰆のムニエル トマトソース」

食事「筍と浅蜊の炊込みご飯」
(2012年3月28日水曜日開催)

上段左が、須藤社長です、お間違いなく。そして右が、何軒もの酒蔵の再興を請け負ってきた羽豆氏。いやあ、酒宴のプロでした、全部取り仕切っていただきました。

下は、
お土産としていただいた「桜鑑」と枡。ありがとうございました!


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